今日は一日中、某社の財務分析と格闘してた
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
T社からお預かりした経営分析資料。
貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)や
それを基にした経営指標などなど。
強みやこだわりといった定性的な知的資産が
定量的な財務諸表や経営指標にどのように
リンクしているかを見るためです。
また、業界平均等の指標と比べてどうかも。
そしてこれらを知的資産経営報告書にも
盛り込んでいきます。
ということで、今日は数字数字数字(^_^;)
そんな数字ついでに、、、
今日その作業の中で知ったんですが、
中小企業庁から先週末にこれが発表(^^)/
【平成26年中小企業実態基本調査
(平成25年度実績)の結果(速報)】
その統計一覧がコチラ↓です。
【中小企業実態基本調査 平成26年速報】
統計表については、いろいろエクセルを
ダウンロードすると見れます。
そのすべてをここで紹介しきれないので、
『調査の概況(主要項目の調査結果)』
というPDFから経営指標のご紹介。
ちなみに上記の『調査の概況』はPDFを
ダウンロードするパターンです。
コチラが『全産業合計の経営指標』

コチラは経営指標の算出式。

・自己資本当期純利益率(ROE):9.36%
(当期純利益÷純資産)×100
・売上高営業利益率:2.38%
(営業利益÷売上高)×100
・自己資本比率:34.53%
(純資産÷総資産)×100
・労働分配率:69.20%
(労務費・人件費÷付加価値額)×100
※付加価値額=
労務費+売上原価の減価償却費+人件費+
地代家賃+販売費及び一般管理費の
減価償却費+従業員教育費+租税公課+
支払利息・割引料+経常利益
ちなみにROEは、株主資本に対する
当期純利益の比率で、投資額に対して
どれだけ効率的に収益を上げたかという
指標で、高い方がいいです。
特に株主が見る収益性の一つなので、
上場企業だとこれはよく見ますね。
でも、中小企業の場合は株主=社長・会長。
なので、第三者から新たに出資されるって
そんなにありません。
また、株主から短期的利益を求められる
大企業とは違い、中小企業は中長期的に
見ます。
それと、金銭以外の社員教育、ノウハウの
構築など、知的資産への投資が大きく、
単にROEだけで判断はできませんね。
労働分配率も、低い方が望ましいですが、
下げればいいってものではありません。
人員削減、賃金ダウンになりますし。
バランスですね。
他にもいろんなデータがあるので、
ご参考にしていただければと。
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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