昼食でたべた定食のボリュームで、夜も腹が減らない
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
ナガタ理容室の長田さんご夫妻と一緒に入った
湖南市の1号線沿いにある某中華料理店。
おかげで晩飯抜きでした(^_^;)
さて、そんな昼食前に行っていたのが、湖南市にある
株式会社シンコーメタリコンという会社。
その立石社長とは、今年1月に初めてお会いしました。
糀谷社会保険労務士事務所さんが主催している
「経営者のためのマネジメントアカデミー」で、
僕が講師をさせて頂いたときです。
その立石社長が、ある時たまたま長田さんに
「会社見学来てくださいねー」って仰ったそうで、
長田さんが本気に行きますよってことで今回に^^
伺ったメンバーは、ナガタ理容室ご夫妻と
(株)ティグ水口の中前さんと僕の4名。
長田さんの車で行ったんですけど、車が
敷地に入った瞬間から驚かされました。
待ってましたとばかり社員さんが車の誘導。
車から降りると、めっちゃ気持ちのいい挨拶。
そして、事務所に入る際、全員が総立ちで挨拶。
写真は撮れなかったけど、高級カーディーラーか
はたまた高級ホテルか旅館かというような対応。
軽い気持ちでの工場見学と思ってたら、
めっちゃやられました(^O^)
実はシンコーメタリコンさんでは、会社で
フォーチュンクッキー動画を作っておられます。
それが良くできていて、、、
以前これを見たとき思ったんです。
80名近い会社の社員全員がこれを出来るって、
よっぽどやなぁというか、さすがやなぁと。
「なんでそんなんせなあかんの?」っていう
反発的な人もいたりするので、会社でやるってなっても、
なかなか全員が協力的に出来ないもんです。
なので、一人残らず全員に社風が浸透してないと無理。
ある意味、皆がバカにならんとできない。
でもみんな楽しくやってる。だからすごいなと。
これまで知的資産経営の支援をはじめいろんな企業を
見てきた僕は、これが出来る背景にはそれなりの何かが
あるんだなって思ってたんです。
ものづくり、製造業だから技術的な教育は勿論ですが、
そうではなく、人を楽しませたり喜ばせたりすることの
意味というか目的というかそういう教育があるんやなぁと。
そんな推測の中で、のっけからの先のもてなし。
入口にはこんなウェルカムボードが。
そして先の全員起立のお出迎え。
こちらもビシッとなります。
で、通された部屋には、これまたキッチリと
こんな資料までもが。
しっかり今日のカリキュラムまであります。
ちなみにほかの資料は、ちょっと職業的にいえば、
全部合わせると、もはや知的資産経営報告書で、
その断片をご用意してくださったって感じです。
で、その後、数名の担当の方とともに社長による説明。
スライドとかもものすごくしっかりできてました。
その後、実際の工場の現場を見学。
そこでも、皆さん素晴らしい挨拶。
また、そこでの現場の方々による僕らへの説明も、
たどたどしさもなく分かりやすく、訓練されている感じ。
日本でここにしかない設備があったり、設備投資も
戦略的に行い、日々レベルアップをしてる感じでした。
一通り見学させてもらった後、また会議室に戻り、
違うスライドを見せて頂いたりして感想や質問。
社長が譲れないこと・・・
「社員旅行や社内行事に欠席するとクビ」
でも、だれも欠席したがる雰囲気はない。
ちなみにHPにもその行事の一端を見ることができます。
【各種社内行事 シンコーニュース】
その他、社長から聞いた格言をちょろっと、。
「社員が家族に尊敬してもらいたい」
「お父さんってスゴイって言ってもらわれたいんです」と。
資格をはじめ、おうみ若者マイスター、おうみの名工、
現代の名工、黄綬褒章・・・
勿論、資格取得に関する費用は会社が全額負担。
技術レベルの向上だけでなく、モチベーションも上がる。
しかも、マイスターとかを取ったら、その社員が
既婚者なら、社長のポケットマネーで某高級ホテルの
ディナーをプレゼントするという粋な計らい。
「下手な婚活行くよりうちに入社したほうがいい(笑)」
女性比率も高い会社でしたが、その女性社員の半分が
社内結婚だそうです。
「毎年、社長賞には15名」
賞与のほかに、詳しくはかけないけど、賞与だけでは
反映されにくい部分を他の所で評価する仕組みが合ったり。
それは自己評価制度で、社員が自己アピール・評価し、
課長が評価し、そして部長評価の後に社長評価。
さらに社長が全員と面談。
そのほか社長賞があり、それが80人弱の社員に対して、
15名も選ばれるという皆にチャンスがある賞。
その評価や社長賞を狙って頑張ってます。
「身だしなみが大事」
なんと、スーツ代支給です。
何回行っても、ボロボロの靴を履いていたら、その靴は
強制的に捨てられるそうです(笑)
ちなみに、女性の制服もキュートでした(^-^)/
ほかにもまだまだありますが、こういった社風の背景には、
採用からしっかりマネジメントされているんですね。
この社風に合わない人は技術とかがすごくてもアウト。
その他、社員一人一人がほかの社員の仕事を理解している。
というか、何のためにやっているのかが共有されている。
僕がした質問に「なるほど!」という答えがありました。
それは、一定程度の規模になると、営業部VS製造部
という対立構造が生まれます。
でも、それが発生しにくい社風があるんです。
実は、採用後には、事務職だろうが営業職だろうが、
製造現場で半年間の研修があるんです。
だから営業も製造の事が良くわかっている。
事務もわかっている。
そして、人の能力に応じて配置転換も。
さらに、生産工程管理・在庫管理・原価管理等を
一元管理する独自管理ソフトがあり、これにより、
全員が進捗状況や利益率を見ることができます。
このソフトでIT百選等を受賞したりしているんですが、
現場と営業、事務との間での行き違いとかもないようで。
もう、書けばキリがないんですけど。
最後にこれを。
「私たちの会社 私たちのコトバ」という名の
クレドのようなものの中にある1つです。
「私たちの付加価値(行動指針)」とありますが、
会社の強み・知的資産ですね。
そのクレドの全部がHPにも公開されています。
【ブランドスローガン シンコーメタリコン】
実は、これは立石社長が作ったのではなく、社長が
社員一人ひとりにヒヤリングしてまとめたもの。
いわば、社員が自主的に創り上げたクレド。
これらを通じて思うのが、知的資産経営をやりまくってる
ってそんな感じです。
そして全員で実践して、それを共有するツールもしっかりある。
製造業だけでなく、サービス業にもとても参考になる会社。
行ったら間違いなく好きになる会社でした(^O^)
ほんと、立石社長はじめ、みなさん、ありがとうございました!
あっ、お目当てのあの子と喋れなかったのが残念( ̄▽ ̄;)!!
↑なんやねん、それ! ほんで、誰やねん!
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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1つ上がっただけで、天国の母も大喜びでしたo(^o^)o
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