昨日は、涙と笑顔の一日となった
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
今日は、昨日の午後にFacebookに投稿した内容を、
若干加筆修正して書きます。
こんな無名の一人の偉人(母)がいることを知ってもらいたく、
あえてブログでも書こうと思います。
昨日の午前中にお見舞いに行った際のこと。
その前の10日の夕方に、母から、
「併発した肺炎が進行し、酸素吸入して個室へ移った」
とのメール。
さらにその返信に対してのメールに、
「先生からこの件に関していろいろと話があるようだから
今度の日曜は午前中に来て」と。
で、翌日の11日に見舞いに行って、日曜は11時にと。
そして昨日の日曜日。
まず病室に行って話してると母が笑いながら、
「元気度0やわ〜」と。
あの母がここまで言うとはよっぽど。
しばらくして先生が来たので、別の場所で話を伺うことに。
いろいろ数値等について説明を受けた後、
「かなり厳しいです。覚悟してもらった方がいいです」
その瞬間、涙が溢れ止まらなかった。
1年分ぐらい出たんじゃないかと思うぐらい。
母が気力・体力が共に強いから、普通に話してるけど、
普通の人ならかなり重篤の状態らしいとのこと。
そして肺炎が併発してなくても白血病の治療自体も、
行き詰っていたらしい。。。
そして、先生は
「お母さんは本当にみんなを元気にしてくれましたね。
出来る限りのことをします。」と。
もしもの時の延命処置についても、母に確認しないと
わからないけど、たぶん不要だと思いますと伝えた。
あのお母さんなら、本人も現状に気付いているだろうと
先生もおっしゃったけど、一応僕から様子を見つつ話すと。
その後、少し無理を承知で言ってみた。
「本人の意志を確認しないといけないけど、
最期にお家をもう一回見せてあげたい。。。」
涙が止まるのを待って笑顔にして病室に戻ると、
母が「どうやった?」と。
僕は笑顔で「とんちゃん、厳しいみたいやわ」と。
「とんちゃん」とは母のあだ名。
もう昔だから忘れたけど、いつからかこう呼んでいる。
すると母は、「はっきり言ってくれてええよ」と。
で、全て話した。
また涙がでてきたら「アンタが泣いたらアカン!」と。
続けてニコッ笑顔で「覚悟してたし、大丈夫や。」と。
以前から、もしものときのことを話し合っていたが、
個室に移ったときから、いよいよ覚悟していたらしい。
その後いろいろ話した後、母が言う。
「しっかりお母さんの生き様を覚えておいてな!」
僕は笑顔で
「その生き様、最期までしっかりと見届けるよ!」
先生に全て話したことを伝えたうえで、再度先生から
母に改めて言うようにお願い。
母は先生に、
「そういうことになっても延命処置はやらないでください」
そしてお家に行く件について、
「やっぱりお家に帰りたい!お家大好きやし!」
続けて母はニコッとしながら、
「もしものことは、息子たちに話してるけど、
身辺整理もしておきたいし。」
もし外に出るなら、酸素吸入しながらだけど、
ちょっと元気な今の内ということで、今度の土日に
お家に外泊する方向で進めることに。
その後、病室で弟にも電話して説明。
母が電話を代わって「最後のお家かもしれんから」と
自ら弟に伝えていた。
その後も母といろいろ話しました。
「とんちゃんの息子で幸せやったよ!
皆にも言うてるけど、どんな偉人よりも尊敬してる」
母は、
「あんたらが結婚出来なかったのはお母さんの
せいかもしれんけど、でもおかげでこうやって過ごせたんやわ。
最高の息子たちでお母さんも幸せやった!」
そして、
「DNAをしっかり引き継ぐよ!」
どこまでも前向き、ニコニコ笑顔。
自分の最期についても冷静かつ明るく。
こんな母を心から誇りに思う!!
その後、アイスクリームを頼まれ買ってきて、
食べ終わるのを待って病室を後にした。
よく晴れた空から注ぐすっかり秋らしくなった風。
ただ目の前だけが秋雨のような感じになりかけた。
冬景色を楽しめるだろうか、、、と思いつつ。
そして、ずっと笑顔で接しようと心に決めて。
ここまでは昨日のFacebookでの投稿。
そして今日、、、
今朝、母からメールが。
もしもの時の、兄弟での不動産の分け方やいろんな解約や
変更についての一覧のワード添付とともに。
それについても確認も含め、ゆっくり話すべく夕方にお見舞い。
ニコニコ笑顔ばっちりで、昨日より元気な様子♪
ホンマに死ぬんやってなんか信じられへんなぁと
笑いながら言う母に、僕も笑顔でそやなぁって(^-^)/
その一方で、まず自動車保険の名義変更手続きを
保険会社に連絡したことを伝え、それ以外の件の確認も。
母のカードや通帳その他、いろんなものを持って行って
漏れがないかをチェック。
また、酸素吸入器を付けた状態で外泊が決定したので、
その際の注意点や説明が看護科長から今度あるから対応してと。
その際に母が看護科長に言った言葉に、看護科長も唖然。
なんとまぁ、家で焼肉食べたいからパーティーしたいと(笑)
酸素吸入だからコンロとかライターは超危険だけど、
ホットプレートなら大丈夫?って質問したらしい。
そんな質問されたことないですって笑いながら看護科長。
魚の臭いとかが敏感になって、個室に移動後は、
病院食も残したりしてたけど、好きなものは別やって(笑)
全くもって、凄い人です。
そんな話もしながら、最期のときは泣かないよって
母に伝えた。
母も「お母さん前で絶対に泣いたらアカンで!」と。
僕も続けて「笑って、気を付けて天国に行きやぁって言うわ」と。
その母が今日の最後に目標が出来たって言ってくれた。
まずは今度の外泊。
次は、正月を迎えること。
その次は桜の季節。
何か目標を持って最期まで頑張る。
さっきも書いたけど、生き様をしっかりと見届けて、
体に焼き付けようと思う。
ニコニコ笑顔で(^-^)/
覚えておいて頂こう!悲しいときや辛いときは
笑顔で倍返しだ!それが中島家の流儀なんでね!
今日も読んで頂きありがとうござます!!
行政書士ブログランキングにも参加してます。
↓↓是非こちらをワンクリックして、応援の程お願い致します。
↑恵みのクリックをポチっと押して頂けたら元気が出ます
只今、なんとかベスト10に復帰中(^-^)/
人気ブログランキングにも参加してます。
↓↓よろしければ、こちらにもワンクリックして下さい。
↑こちらはなんとか、ベスト50復帰(^_^;)