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2013年05月19日

不易流行と日本式経営

あなたご訪問に感謝です!
今日は午後から、お客様にある方を紹介しに行っていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。

いい紹介になってよかったです^^

そのお話の中でお客様が言ってたこと。
「がーんと儲けるとかでなく、継続することが大事」

ほんと、確かにって思いました。

で、その継続。

2週間前の京都新聞の記事に、こういうのがありました。

【不易流行】〜京都新聞 『日本人の忘れもの』 第45回〜

「不易流行」とは、 いつまでも変化しない
本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を
重ねているものをも取り入れていくこと。

こちらの↓2009年12月15日のブログでも触れてます。
【2009年12月15日 100年企業の共通点】

で、先の『日本人の忘れもの』の不易流行の
サブタイトルとして、このようなフレーズ。

「伝統を守りつつ本業の技を磨く日本式経営を」
「過去・現在・未来の流れを見渡す視点を持つ」

その記事の一部を少し引用すると、
伝統の根幹部分は、企業経営でいえば本業ですね。最近では米国式の経営がもてはやされ、利益追求のみが企業に課せられた命題であるかのような風潮が経済社会で横行しています。企業が投機・マネーゲームの渦に巻き込まれ金融資本主義的な目先の利益を優先し、本業をおろそかにすると、長続きしないように思います。永続的な発展のためには、やはり伝統や地域との関わりを大切にしながら本業の技を磨いていく日本式経営を、経済界全体が見直すべき時期かもしれませんね。


まさに知的資産経営の本質です。

過去から現在を掘り起こし、そこで見えた知的資産をもとに
現在から将来への価値創造ストーリーを描く。

知的資産=内部の経営資源 は、企業内での
長い時間の中で培ったその会社ならではのもの。

その中で、守るべきものは何か、活用するものは何か、
取り入れるものは何か。

そうして本業の技を磨きつつ、ドラッカーの言うところの
「ドメイン=事業領域」をしっかり見定めていく。

本業の技は商品・サービス・その構成要因・強み等の
知的資産とも置き換えることができます。

不易流行と知的資産経営。

知的資産経営は、まさに日本式経営といっても
過言ではないんですね。


と、今日のネタがなかった中、取っておいた新聞記事が
ネットでアップされてるのを確認して書いた今日この頃^^;

今日も読んで頂きありがとうござます!!

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