午後からまた鼻水にやられてきた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
知的資産経営の支援で訪問中に、鼻水が・・・
なんとか集中力を振り絞って乗り切り・・・
6時頃に戻ってからは、グタグタでした(;_;)
さて、今日の京都新聞にこんな記事が。
【老舗企業の成功、鍵はデザイン力 政投銀関西支店が報告書】
一部を引用すると、
ロングセラー商品を生み出している約30社に聞き取りした結果、
▽企業哲学・商品コンセプトの一貫性
▽消費者目線の商品開発
▽商品価値を正確に伝えるコミュニケーション戦略
の三つの共通点があると分析。
その要になるのが経営戦略を含めた広義の「デザイン」と指摘した。
企業哲学・商品コンセプトの一貫性・・・
経営戦略を含めた広義の「デザイン」・・・
ここでいうデザインは、まさに、知的資産経営における
「価値想像ストーリー」ですね。
ちなみに、この記事の元ネタは、日本政策投資銀行の
こちらのサイトです。
【「デザイン・イノベーションによる
関西企業の高付加価値化戦略」を発行】
そして、記事の中の報告書というのがこれです↓
【デザイン・イノベーションによる関西企業の高付加価値化戦略
〜デザインを新たな経営資源とする企業の事例から〜】
ここでは、他との比較が容易な価格や機能といった
「数値的価値」の堆肥として「感性的価値」という
言葉が使われています。
感性的価値・・・
消費者の感性には働きかけて共感を得ることができる、
そのコンセプトやストーリー性といった商品が持つ
「本質的な個性」ともいえるもの
さらにさらに、この報告書の12ページには、
「デザイン経営」という言葉を使って、こんな文章が。
デザイン力を新たな競争力の源泉と位置付け直し、関西の大きなリソースである伝統や文化といった無形の資産を活かしつつ、モノや機能が飽和状態の中にあっても欲しいと思わせる自社の“本質的な個性”を確立することが重要となる。そして自社製品を指名買いしてくれる“ファン”を獲得することで、コモディティであっても高く売れる商品(いわゆるプレミアムコモディティ)を生み出すことができ、やがてそれが年数を重ねるに連れブランドへと深化するのではないだろうか。これこそが「デザイン経営」であろう。
この「デザイン経営」=「知的資産経営」のことです!
無形の資産(知的資産)を活用・・・
自社の“本質的な個性”を確立すること・・・
これは独自の「価値創造ストーリー」の確立。
それぞれの知的資産は、その企業がその文化の中で
時間をかけて構築してきたもの。
表面的には真似出来ても、本質的な部分は、
それぞれの文化が違うから、簡単に真似できない。
真似できたとしても、それらの構築には時間を要する。
感性的価値は、企業独自の価値創造ストーリーにおいて、
商品サービスを通じて、顧客に提供するわけです。
そしてこの価値創造ストーリーという「デザイン」そのものが、
経営資源になるわけですね。
イノベーションとは、なにも技術革新だけではなく、
ドラッカー的にいれば、新しい価値を生み出すこと。
この感性的価値を含め、新しい価値を生み出すのに
デザイン経営=知的資産経営が必要ということです。
ザザザっと書いたので、文章的におかしいかもですが、
いずれにせよ、知的資産経営が、関西を中心にまず
広がっていったのも、こういった背景があるからだと
推測できますね。
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