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2011年06月12日

急きょ、講師の依頼

あなたご訪問に感謝です!
今日は昨日の音声をパワポに落とし込んでいた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。


なかなか進みません。。。

網羅的にメモした内容を、該当する項目に落とし込む。
これが結構時間がかかります^^;

おそらく、今月来月はこんなことばっかりしていると思います。

さて、昨日今日とそんな作業をしていると、
Facebookにメールが。。。


「17日(金)午後6時30分〜 ご都合あいていましたら、
同友会の事業承継研究会で、知的資産経営について、
1時間ほど話していただけると嬉しいです。」


滋賀県中小企業家同友会湖南支部でお世話になっている
(株)クオリティライフ能登さんからのメールです。

事業承継という視点で、知的資産経営について
お話しすることになりました。


といっても、もう日もないんですけど、
これまでに研修等で使用したレジュメを少しアレンジして
使おうかなって思っています。


中小企業基盤整備機構が発行している
『中小企業経営者のための事業承継対策』

この「第2章:事業承継対策−1(PDF形式)」にも、
このように書かれています。
事業承継とは、“現経営者から後継者へ事業のバトンタッチ”を行うことですが、企業がこれまで培ってきたさまざまな財産(人・物・金・知的資産)を上手に引き継ぐことが、承継後の経営を安定させるためにも重要です。

事業承継は相続税対策と見られがちですが、相続税対策は事業承継対策の一部に過ぎません。

知的資産:従来のバランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり、企業における競争力の源泉である、人材、技術、技能、知的財産(特許・ブランド等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク等、財務諸表に現れてこない目に見えにくい経営資源の総称。



そして、事業承継における知的資産経営報告書の作成は、
その作業を通じ、経営者の哲学や自社の経営メカニズムを
的確に後継者に伝達することができます。

僕もこれまで事業承継目的で作成された企業さんは、
2〜3社ありました。

1社は、後継者の方が数年後の事業承継を
明確に意識して取り組まれました。

もう1社は、もともとは事業承継目的ではなかったんですが、
現経営者と後継者が一緒になって取り組まれたことから、
作成を通じて、経営メカニズムの承継ができました。

さらにもう1社は、伝統工芸の方ですが、
作成の途中から事業を手伝っておられる方も加わり、
その方が後継者的な位置付けになられました。
(というか、外堀から埋められたという感じ(笑))


知的資産経営報告書そのものが目的ではなく、
その作成を通じ、経営者の頭の中や、過去から現在の
自社の経営の仕組みが明確に伝わりやすくなるわけです。

出来上った報告書はそのための手段と言ってもいいかと。


ヒト・モノ・カネに加え、
目に見えない経営資源である「知的資産」。


事業承継といえば、経営承継円滑化法等の法律もあるように、
株式、金銭、固定資産などの有形資産に偏りがちです。


しかし、こういった「知的資産」を忘れては、
「経営の承継」が出来ず、守るべきもの、変えてはいけないもの、
変えていくものは何なのかがわからなくなりますね。


事業承継を考えておられる方は、
是非、知的資産経営報告書の作成などを通じて、
自社の知的資産の棚卸もして頂ければと思います♪


今日も読んで頂きありがとうござます!!


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posted by こうたん at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 事業承継 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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