今日明日は事務所にこもって作業の
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
2010/12/11朝日新聞より
政府税制調査会は10日、来年度税制改正に盛り込む相続税の
増税案を固めた。遺産から差し引くことができる基礎控除の金額を
4割減らして課税対象額を増やすほか、最高税率も50%から55%に
引き上げる。相続税の納税者は年間約4.8万人から7万人程度に増加。
現状の基礎控除は、
「5,000万円+1,000万円×法定相続人数」。
土地や現金など相続財産から、この合計額を差し引いて、
それに税率をかけて計算。
これが、来年度からの増税案では4割減らし、
「3,000万円+600万円×人数」になるそうです。
エライ差ですね。
例えば現状だと、法定相続人が妻と子ども2人の
計3人の場合、基礎控除額は8,000万円。
相続財産が1億円とすると、控除額を差し引いた
2,000万円が課税対象です。
もっとも、土地建物は、路線価・固定資産税評価額等で判断されるので、
実際は1億円でも、基礎控除額に収まることも多いでしょうけど。
増税案を同じ例でやると、控除額は4,800万円で、
課税対象は5,200万円に。
ここ数年は、相続税納税者は、全体の4.2%で
およそ48,000人ぐらいで推移。
それを、7万人くらいに引き上げるそうですが、
それでも、全体の1割もなく、7%前後かと。
また、
相続増税の代わりに、生前に次世代に財産を渡す「生前贈与」の優遇措置を拡大。
これまでは20歳以上の子どもが対象だったが、これに孫を加える。
子どもや孫ヘ生前贈与する場合は、配偶者よりも贈与税の負担を減らす仕組みに改め、
世代間の資産の移転を促す。
この前のセミナーでも、あとからの質問とかで、
孫にやりたいという方も多かったです。
遺言で孫への遺贈もあるでしょうけど、
孫への生前贈与も増えるかもですね。
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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