無事に33名が救出されて、よかったと思う
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
無事に全員救出されて、ホントよかったですね。
家族とか周りの支えに加え、強いリーダーの下での団結力によって、
真っ暗な地下の中で、一人もあきらめることなく生き残ったと
いっても過言ではないぐらいです。
さて、この生き残り・・・
ちょっと無理のある話の展開かもしれませんが、
企業に置き換えてみてみたいと思います。
先日も企業の平均寿命についてお伝えしました。
http://koutannikki.seesaa.net/article/163843642.html
では、100年企業といわれる老舗企業が考える
生き残りのポイントはなんなのか?
以前のブログにも、「100年企業の共通点」というテーマでも
少し触れたと思いますが、今日はデータも交えてちょっとご紹介。
まずは、その企業が考える強みは何か。
こちらの図をご覧ください↓
【老舗企業が考える強み】

1 信用 73.8%
2 伝統 52.8%
3 知名度 50.4%
4 地域密着 43.1%
5 信頼が厚い 37.5%
6 顧客の承継 33.2%
7 技術の承継 29.5%
・・・
物的資産は13位だけで、あとはすべて財務諸表には表れない
つまりオンバランス化されない無形の強み(知的資産)ばかりです。
「事業承継」で考えてみても、確かに株式の譲渡や
個人名義であれば、遺留分を考えて不動産等の事業資産の
相続をどうするのかなど、いろいろあります。
でも、そういった「財産の承継」だけでなく、上図にもある
無形の強み(知的資産)や社内の取り組みといった
「経営の中身の承継」をしっかりしないといけないわけですね。
この中身こそが、超過収益力となるわけですから。
では、その老舗企業が、今後の生き残りのポイントとして
どのようなことを考えているのか。
【老舗企業が考える今後の生き残りのポイント】

1 信頼の維持 65.8%
2 進取の気性 45.5%
3 品質の向上 43.0%
4 地域との密着 38.6%
5 伝統の継承 34.6%
6 技術の継承 34.5%
7 顧客の継承 27.9%
8 知名度の向上 18.6%
9 厚い従業員の層 17.6%
・・・
さっきのことを裏付けるような結果とも言えます。
老舗企業が考える強み・今後の生き残りのポイントともに、
オンバランス化されない見えない資産が重要であるという結果です。
商品・サービスの提供によって利益がでます。
例えば、売れる理由となる「信頼」がどの程度あるのか、
その「信頼」はどのような取り組みで築かれたのか、
その元となる考え・理念は何か。
この「信頼」を上図のそれぞれの項目を
当てはめてることもできます。
「品質」がどの程度あるのか、
その「品質」はどのような取り組みで築かれたのか、
また品質の向上のためにどのような取り組みをしているのか、
その元となる考え・理念は何か。
「顧客」がどの程度いるのか、
その「顧客」はどのような取り組みで築かれたのか、
また顧客の維持・拡大のためにどのような取り組みをしているのか、
その元となる考え・理念は何か。
「厚い従業員」とはどういうものか、
その「厚い従業員」はどのような取り組みで築かれたのか、
また従業員の資質の向上のためにどのような取り組みをしているのか、
その元となる考え・理念は何か。
などなどです。
これらの定性的なものを、出来るだけ数値化して
見える化することで、経営の中身の承継もスムーズにいきます。
知的資産経営は、事業承継にお悩みの方には
とても有効な手法なわけです。
また、経営の中身や事業の価値創造のフローを見える化することで、
気付いていなかったことが強みとして把握できたり、
注力ポイントも明確になったりするんですね。
ご参考になれば幸いです^^
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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