知的資産経営研究会のため大阪に行っていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
会場は昨年からも引き続き、大阪の天満橋にある
中小企業基盤整備機構(中小機構)近畿支部セミナールーム。
そのセミナールームのあるOMMビルに入るや、
参加者のためのお水を購入されるお2方に遭遇。
知的資産経営の第1人者でもある中森孝文先生と、
主催の(財)知的資産活用センターの吉栖事務局長。
ちょうどいいタイミングとばかりに、
中森先生から、僕とたにやんさんに、
「吉栖さん、このお2方がお水持ってくれますよ(笑)」
僕たちの師匠には逆らえません(笑)
そんな時、その吉栖さんからこんな話が。
「関東では、『知的資産経営報告書』と言うより、
『魅力発信レポート』という方が通じやすいんです。」と。
そして
「関東では、中小企業応援センターをはじめ
その他公的機関などに支援依頼があっても、
支援実績のある支援者が少なくて、困っているんです。」と。
「埼玉とかからも作成依頼があるんですけど、
中島さんとかにやってもらえるといいんですが・・・」
ありがたい話でもあり、お力になれるのならと思いつつも、
交通費も出ず、いただける報酬等も考えると、
とてもじゃないけど無理があるわけで・・・
そんな話をしながら盛り上がってました。
ところで、先述の『魅力発信レポート』。。。
知的資産経営報告書となんら変わりはないんですが、
その簡易版というかダイジェスト版といった感じです。
もっと厳密に言えば、特にその目的として、
必要な人材の確保にお困りの企業が、主に就職希望者に向けて、
作成されるレポートことをです。
この『魅力発信レポート』は、
中小機構が中心になって、下記サイトなどで勧めています。
中小機構「魅力発信レポートWeb」
要するに、『知的資産経営報告書』の開示対象を、
就職希望者に絞ったもの=『魅力発信レポート』
といった感じです。
先日、この「中小企業魅力発信レポート 作成専門家研修」
というものがあったんですが、申込んだときには、
タッチの差で募集人数オーバーだったため、参加できず。。。
たにやんさん他、知的資産経営研究会に参加の
よく知っているメンバー方は参加されました。
なので僕は、「中小機構の『魅力発信レポート』作成」の
「登録専門家」にはなれなかったんですけどね^^;
ただ、どちらにしても間違ってはならないのは、
作成することが目的ではないということです。
ヒヤリングなどを通じて、自社の経営を棚卸し、
どんな「目に見えない資産(経営資源)」があるのか、
その中でどんな課題があるのか、
その課題に対してどうしていけばいいのか、
どんな強み(経営資源)を伸ばしたり活用したらいいのか、
などなど、報告書作成を通じて明らかにしていきます。
そして、経営課題などの把握・共有化をしたり、
解決方法を探していったりするわけです。
さらに、どんな目的で行なうのかも重要です。
・組織力強化・人材育成
・顧客開拓(新規開拓・顧客深耕)
・事業承継
・事業連携
・人材採用
・資金調達
それらの課題の把握や解決の方法として、
知的資産経営報告書を作るという感じです。
たとえば事業承継なら、財産の承継ではなく、
ビジネスの中身の承継をしっかりするために、
利益・競争の源泉である「知的資産」を知り、
文書化して承継するわけですね。
支援させていただいた企業からは、
報告書作成後にものすごく喜ばれましたが、
もっと知的資産経営が広がることを期待したいです。
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