午後から京都府の精華町に行っていた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
知恵の経営・・・
京都府では独自に、「知的資産経営」のことをそう呼びます。
「知的資産経営」は経済産業省が推進していて、
京都府では全国で唯一、その報告書に対して
認証制度を取り入れているんです。
そして、「京都中小企業応援センター」の1つに
「京都府商工会連合会」があります。
その連合会に「山城地域ビジネスサポートセンター」もあり、
そこでは、「知恵の経営報告書作成シート」(wordファイル)
というものも用意されています。
経産省が推進しているとはいえ、
ここまで進んでいるのは、京都府だけでしょうね。
大阪・兵庫も積極的ですが、隣のここ滋賀県ではまだまだです。
で、経営者がその「知恵の経営報告書」を作成していきます。
しかし、シートはあるものの、
どう作っていけばいいのか・・・
どのようにまとめればいいのか・・・
自社の見えない強みって何か・・・
定性的なその強みをどんな形で数値(定量的)に表すか・・・
などなど、僕らがいわば“ナビゲート”していくわけです。
例えば、自社の「商品・サービス」がなぜ売れているのか、
もしくは、事業がなぜ継続しているのかなど、
ただ単に考えてもらっても悩まれることも多いです。
また、そのまま「売れている理由はなんですか」と聞いても、
そこにものすごい特異性や独自性があれば別ですが、
そうでない場合、意外と???となることも多いです。
そういう場合に、僕らが答えを導きやすいように
ヒヤリングしていくわけです。
分かりやすい例で言えば、
「集客はどうしていますか」とか、
「お客さんの反応はどうなんですか」とか、
「こだわっている点はなんですか」とか
「他社と違うところは何ですか」とかです。
さらに、ランチェスターの8大戦略の視点でも、
お聞きしたりします。
そうやって、経営者のお頭の奥深くにあるものを
引っ張り出してきて、「見える化」をしていくわけですね。
その中で、これも分かりやすい例ですけど、
販売力があるということがわかるとすると、
取引先が何社?、成約率はどれくらい?となります。
ここで出てきた数字が強みを表す指標になります。
で、それができるための具体的な取り組みは何か
とかを聞いていくわけです。
簡単な例で説明しましたが、こうやってナビゲートして、
その会社の事業について見える化していき、
その会社の強みや取り組みといった、財務諸表では
表れにくい経営の源泉である「知的資産」を
ストーリーとして捉えていきます。
気づいていないことに気づき、自社の強みを知り、
また課題も発見していって、今後の事業展開に
どのように活かしていくのかをナビゲートしていくわけですね。
なので、経営コンサルタントというより、
「知的資産経営(知恵の経営)ナビゲーター」なわけです。
もっと分かりやすく言えば、
「強みの見える化、ストーリー化のナビゲーター」。
長々とした説明になりましたが、
これを滋賀県の企業さんでやっていたんですね。
それが、京都中小企業応援センターのご依頼で、
今日から京都府の企業2社をすることに。
場所は精華町商工会で、経営者の方の他、
商工会の経営指導員の方とです。
京都では、商工会などの経営指導員の方って、
けっこう積極的に企業に関与して下さるんですね。
そして2社をたにやんさんと共にナビゲートです。
今日は2社同時だったので、どちらかといえば
キックオフ的な感じでした。
そして、いろいろお聞きした後、
「こういう視点でいろいろ書き出してきて下さい」
などの宿題をお出しさせていただきました。
11月末までに完成ができるように
頑張っていきたいと思います。
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