今日は、伯父の透析送迎に行ってた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
3連休はいかがお過ごしでしたか?
ってか、このブログを見ておられる方は、
あまり関係ない方が多いですよね^^;
さて、今日の朝日新聞の1面を見て、
ちょっと思うところがありました。
まずは、その内容をご覧ください↓
〜引用元〜
平成22年7月19日(月) 朝日新聞の朝刊1面
新米弁護士就活の日々 〜ルポにっぽん〜
昼、東京地裁そばの日比谷公園。スーツを着た30代の男性がベンチに座り、かぱんからおにぎりを取り出した。食費節約のため、毎朝、実家の母親に二つ握ってもらう。気ぜわしくぱくつくと、家のお茶を入れてきたペットボトルを傾け、胃に流し込む。
襟元には、ひまわりのバッジ。弁護士だ。「昼食ぐらい、レストランで食べたいですねぇ」。10分ほどで食事を終え、法廷に向かった。
2004年度以降に開校した法科大学院74校のひとつに入った「1期生」だ。2年で修了して司法試験に合格したときには30歳を超えていた。東京都内で働こうと10ヶ所以上の弁護士事務所を訪問したが、年齢がネックになり、いったん地方に出た。
だが、仕事が軌道に乗らない。「東京なら何か仕事はあるだろう」。そう考えて昨年秋、上京したが、甘かった。司法制度改革で弁護士は急増。新米弁護士に住事は回ってこなかった。
先輩弁護士の事務所の軒先を借りる「軒弁(のきべん)」だ。机と電話は使わせてもらえるが、給料は出ない。最初の2〜3ヶ月は収入ゼロ。日中、事務所で、ネットサーフィンをして過ごすことも多かった。
春ごろから刑事事件の国選弁護人などの仕事で1件あたり10万〜15万円と少し稼げるようになった。ただ、登録した弁護士の名簿順に仕事が回ってくるため、割り当ては半年に1回程度だ。
稼ぎを補うため、割り当て分に手が回らない弁護士から譲り受ける。「交代してもらえませんか」。呼びかけメールが、引き受けたい弁護士たちの携帯電話に一斉に届く仕組み。5分ほどで決まってしまうので、すぐに返信する。携帯が手放せなくなった。
月収は20万〜30万円、年収は300万〜400万円ぐらい。事務所費や弁護士会費などの経費を差し引くと、残るのは半分ちょっとだ。昨年は新たにスーツを買うのも我慢し、仕事に必要な法律書の購入も月に数千円以内にとどめる。「困っている人を助けたい」と弁護士を志したのに、仕事を見つけるので精いっぱいの現実。「こんな生活にはもう疲れました」
友人の弁護士から「東京よりはまし」と聞き、軒弁生活を抜けだして年内には別の県に移る。
「受験秀才」ではなく、多様な経験、深い専門知識、幅広い教養を持つ弁護士を増やして社会の隅々に行き渡らせる──。01年に政府が新たな法曹養成制度を打ち出してからほぼ10年。その理念に共鳴した人たちが、厳しい現実に苦しんでいる。(延与光貞)
<2面に続く> (※2面の記事は省略)
新人弁護士もかなり厳しいようですね。
でも、、、、
僕的に言わせてもらえば、まだまだ弁護士業界は甘く、
国や法律にものすごく守られているやんと思うわけで。
弁護士急増??
弁護士事務所に就職ができない??
いきなり自分で事務所開かないといけない??
軒弁で給料は出ない??
新たにスーツを買うのも我慢って??
「困っている人を助けたい」と弁護士を志したのに、
仕事を見つけるので精いっぱいの現実??
こんな生活にはもう疲れました??
僕ら行政書士は勿論、司法書士や税理士など他の士業は
こんなことは当たり前やっちゅうねん!!
てか、士業に限らず、法人を設立した方をはじめ、
独立・開業・創業した人などはみんなこんな状態やないかい!!
給料は出ないだと!!
独立した瞬間、固定給なしの完全歩合制やん!!
(ランチェスター経営 竹田先生の言葉を引用)
2〜3ヶ月収入がないなんて、他じゃ当たり前というか、
半年以内に軌道に乗ったら超早いほうじゃ!!
しかも何もしなくても、国選弁護人などの仕事で
1件あたり10万〜15万円も貰えるやん!
半年に1度とはいえ、それ以外でも「割り当て」があるやん。
スーツを買うのも我慢とか、昼食ぐらいレストランでとか、
何を贅沢言ってやがるって感じ。
ファミレスはおろか牛丼屋で飯食うのもケチってるちゅうねん!
スーツどころかパンツも買うとらへんわ(笑)
資格取ったら、いい暮らしができると勘違いしている典型か?
そのくせ、今まで見向きもしなかったような仕事を、
司法書士や行政書士がその担い手となったら、
今度は、非弁だ!なんだかんだで、訴え出して、
自分達の職域というか仕事を守ろうとする。
過払い金請求だって、最初はそんな安いチンケな仕事って
見向きもせず、司法書士がやりだして儲け出すと、
イチャモンを付ける。
離婚や民事的なものでも、内容証明や協議書作成など
安いから自分でやりなはれと受任しなかったやん。
行政書士が書類作成しだして、目立ち出すと、
テレビにまで非弁だと訴える始末。
まさに護送船団方式、殿様商売体質。
と、別に弁護士が嫌いなわけでもなく、敵対するどころか、
むしろ互いに協力してやっていくべきだと思ってます。
組織の体制・考えに批判的なんですけどね。
僕の知っている個々の弁護士さんには、
非常に丁寧で、腰の低い感じのいい人も多いですし。
中には、超上から目線で、弁護士以外の他士業に、
とりわけ「行政書士なんて」っていう感じの、
クソエラそうな方もいましたけど。
(その方は、とある研修を受けた際の講師でした)
そんな殿様商売的な人より、僕らの方がはるかに
経営者感覚に近いし、経営者の考えや感性も理解できる。
まして営業経験や接客現場での経験から、
経営(営業)コンサル的な能力は、僕のほうが高いと
勝手に思ってます(笑)←言ったもん勝ち的(爆)
でも、弁護士は何でもできるスーパーマンと
勘違いしている人も多い。
エリート集団の中で過ごしてきて、挫折を知らない人が
多いんではないかなと。
「厳しい現実に苦しんでいる。」と最後に締めくくっていたけど、
保護されていて何を言うかという感じです。
なんか、マスメディアが弁護士について、
ことさら厳しい現実というように取り上げるのには
違和感があった今日この頃です。
ちょっと過激な個人的見解だけど、反論・批判のある方は、
「実名」&「所在」などを明らかにしてお願いしますね^^
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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やっぱり^^
おおきにです!!
私も記事を読みました。ご意見、全くその通りです。司法試験を就職試験と勘違いしていると思います。新聞の扱いもおかしい。
記事となった弁護士さんも大新聞の記者にしても、資格を活かすも殺すも本人次第だということが分かっていません。
以前、訓練校に通っている中年の女子学生さんから、「どんな資格をとれば食えますか?」と聞かれました。
資格は必要だけれど、どの資格も活し方次第。行政書士にもスーパースターはいるし、社労士にもいる。
というようなことを応えると、
「行政書士じゃあ食えないでしょ。社労士も食えないんだから。だって訓練校の現役の社労士の先生が、はっきり食えないって言ってたから、間違いない。」と言い切ります。
唖然・・・
訓練校の雇われ講師の時給はかなり低いです。訓練校講師の方の言葉をそのまま鵜呑みにすることの愚かしさに驚きましたし、講師の方の言葉にも驚きました。講師は自ら能力のないことを吐露していることになります。
資格を取るだけで飯が食えるなんて、ありえないことです。そこの認識があれば、こんな記事は書けないでしょうね。
どうもお久しぶりです。
でも、これからはちょくちょくお会いするかもですね(笑)
まぁ、そう思っている方がいるのは、ある意味都合いいかもですね。
間違った方向にどんどん行ってくれるので、結果、競争相手が少なくなります(笑)
資格に限らず、何かを手に入れたら、それで全てができると錯覚している人が多いのではないかと。
「資格取ったら食える」って、「お店を出したら売れる」と思っているのと同じレベルかと。
その訓練校の学生さんも、自分から見えているもの、自分が聞いた事が全てなんでしょうね。
また、記者にしても所詮、本質を分からず書いているんでしょうし。
(こちらのブログにあった、「弱者の戦略 栢野さん」の言葉を少し引用。http://effort.shiga-saku.net/e473067.html#comments)
結局、なんでも己次第ということなんですね。
(自分にも言い聞かせるつもりで^^)