最近、少し帰りが遅い
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
火曜日は同友会があり、昨日今日と、
2社の「知的資産経営報告書」の作成のため、
最終段階のヒヤリングがありました。
帰りが9〜10時なので、早起きには
ちょっとキツイ帰宅時間です^^
さて、そのヒヤリング。
2社とも最終段階なのですが、どちらにもお聞きした内容は
「努力指数分析」についてです。
この「努力指数分析」は、今後の経営戦略において、
売上や利益を上げるために、具体的に何をするのかを
考えるための1つの手法です。
・経営理念
・マネジメント
・技術ノウハウ
・商品・サービス
の4つのセグメントに対して、
それぞれの「影響度」を考えます。
一例を示すと以下の表の感じです。
経営理念 | マネジメント | 技術・ノウハウ | 商品 | 業績 |
社会貢献 永続・発展 社員尊重 | 人材育成 情報収集 業務改善 外部との連携 | 技術 アイデア 納期 価格 ネットワーク | シェア 性能 | 売上高 利益 利益率 |
20 | 30 | 30 | 20 | 業績向上への影響度 合計100 |
4 | 2 | 2 | 4 | 満足度 5段階 |
5 | 15 | 15 | 5 | 努力指数 (影響度÷満足度) |
(引用:「無形の強み」の活かし方―中小企業と地域産業の知的資産マネジメント)
この際に、4つの「影響度」の合計が
100%になるよう割り振ります。
次に、目標達成に向けて、その知的資産が
充実したレベルにあるかという「満足度」を見ます。
この「満足度」は5段階評価で見て、
数値が大きいほど良い傾向とします。
さらに、影響度を満足度で割った数値を
「努力指数」とします。
この「努力指数」の数値が高いほど、
より強化すべき知的資産となります。
上記の表の例だと、
「技術・ノウハウ」や「マネジメント」の努力指数が高いので、
その中の例えば、技術の向上や、人材育成の強化において
具体的な数値目標を掲げることになります。
こうすると、知的資産の強化ポイントの見極めだけでなく、
KPI(重要業績評価指標)の目標値も定まってきます。
簡単に言えば、努力指数分析によって、
現在の業績に対して、
・どの知的資産の影響度が高いのか
・現在はどれくらい満足しているか
の観点での評価をし、
さらに、
・以前はどういうことに力を注いできたのか
・これからはどういうことに力を注ぐのが良いのか
も自ずと分かってくるということです。
昨日今日と、この評価をしていたいてました。
経営者さんにやってもらうことで、
色んなものが見えてきますね。
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ラベル:行政書士