滋賀県大津市で行政書士をしてる5時半起きの中島です。
ここ数日は、歴史的スーパースターだった
マイケル・ジャクソンの報道ばかりですね。
その中でも大きく取り上げられたのが、遺言。
詳しく記事などを見てないけど、
用意周到に書かれているという印象です。
元妻や実父や兄弟が意図的に外されてる・・・
アメリカでは遺言がない場合は、州の法律で
相続人が決められているようです。
そして、日本ではまだまだその重要性が
浸透し切れてない感があるけど、
アメリカでは多くの人が遺言を書くそうです。
しかもアメリカでは遺留分もないそうで。
で、話を戻すと、元妻は最初から相続人ではないですね。
勿論日本でもそうですけど、配偶者は現在の配偶者です。
しかも法律上の配偶者で、内縁の妻に相続権はありません。
ただ、元妻や内縁の妻にも財産を残す場合、
遺言で遺贈するということになります。
なので、遺言がないとこの人たちには一切ないわけで。
で、M・ジャクソンは元妻には遺言でも
何も残さなかったんですね。
養育権で怒ってるようですけど。
ただ、元妻の狂気に満ちたコメントを見ると、
確かに!(DAIGO風)・・・て感じですけど。
で、子がいないと、親に相続権が発生します。
ただし子がいないって言うのは、実の子に限らず、
養子縁組した子や認知した隠し子もいないってことです。
さらにそれらの子の下にも子が居ない場合です。
孫もひ孫もさらにその下・・・がいない場合、
やっと親に相続権が発生します。
M・ジャクソンは、自分が死んだ時に
母やマイケルの子たちが亡くなったりして、
遺産の相続が果たせなくなった場合も考えて、
実の父に相続させないようにしてますね。
また、自分が死んだ時に子が未成年なら、
母を未成年後見人とし、その母もなくなっていた場合、
ダイアナ・ロスを指名しています。
つまり元妻ではなく、母かダイアナ・ロス。
だから養育権で元妻が怒ってるんですね。
また、子も親もいない場合は兄弟に相続権が発生しますが、
それも想定して、兄弟にいかないようにして、
その場合の権利者を指名してます。
まぁ莫大な財産なだけあって、かなり細かく、
そして強い思いで遺言を遺したんだなぁって感じですね。
ただ資産家とか関係なく、遺言の中で、
ある程度いろんな想定をして盛り込んでおくのは
大事なことです。
「財産をすべて妻に相続させる」
というような遺言の内容でなく、相続発生時に
その妻が亡くなっていた場合はどうするのかって
いうのも書いておくとより良いですね。
確かに遺言は何度も撤回できるし、
書き直しができるけど、それでも、
色んな事を想定しておくといいと思います。
アメリカの遺言の方式はよく知らないけど、
日本ではかなり厳格なので、自筆の遺言だと、
方式不備で無効になる可能性もあるんで、
できれば公正証書遺言がいいですね。
やはりこの仕事してると、M・ジャクソンの報道でも、
この部分に興味がいくわけで・・・

ちなみに8月5日と9月19日に
某冠婚葬祭系の会社で行われる
お客様向け見学会・説明会で、
相続セミナーをすることになりました

また後日紹介します

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美紀といいます。
この度ブログを始めたので挨拶で
コメントさせて頂きました。
私のブログは競艇やギャンブルが主になっちゃうと
思いますが日常の事もいろいろ書いていくので
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良くわからんけど、どうもです^^;