滋賀県大津市で行政書士をしてる5時半起きの中島です。
先日買った本で、今日はM&Aの勉強。
「M&A」と言えば、数年前にライブドア問題で多く取り上げられたので、
耳にしたことのある方も多いと思います。
「M&A」とは企業の買収・合併の総称ですが、
特に買収される側からみると、
どちらかと言えば、ネガティブなイメージも多いと思います。
でも今は、事業承継の手段の1つとしても注目されてるんですね。
というのも、『2006年版中小企業白書』によると、
年間廃業社数が29万社で、
そのうちの7万社が後継者不在によるものです。
なんと、廃業する会社の1/4が『後継者難』なんですね。
また、「事業の売却が自社に可能と思えない」
と思っている企業のうち、
債務超過=赤字の企業は25%に過ぎません。
しかし、日本の経営者の平均年齢は59歳。
引退をしたいと思う年齢の平均は64歳。
経営難や債務超過で、自社を買収してもらうのでなく、
業績はそこそこでも、後継者不在で廃業せざるを得ず、
その結果、雇用の喪失・・・
それでなくとも、厳しい経済情勢ですから、
かなり由々しき問題ですね。
そういう意味で、雇用を失くさない、
また中小零細企業の持つ企業価値を残すという意味で、
事業承継の1つとして「M&A」が注目されているわけです。
僕は、会社設立をメイン業務に挙げているので、
事業承継やM&Aといったことは、
関連する問題でもあります。
そういう話も経営者にできるよう、
しいては、方法論などもアドバイスができるようにしたいなと。
また、事業承継から相続問題にも繋がりますしね。
さらには後継者の人材育成や、
企業価値を高めるための知的資産経営など・・・
学ぶことは山積みです

でも、僕の性格上、
何かを生み出す仕事って、好きなんですよね。
だからこういう勉強は、意外と楽しいです

とはいっても、まだまだ入口段階ですけど

日々勉強です
