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2017年12月16日

知的資産経営の支援で、沿革の掘り起こしを最初にする理由

いつも見てくださって感謝です!
急ぎの案件がオールコンプリートで一息の
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士を改め
行政書士界の冴羽獠と言ってる中島です(笑)

昨日今日とガッツリこの作業。

T社の知的資産経営の支援の作業です。
2017-12-16.png

2017-12-16 (1).png
 
先月から始まったんですが、その前回の
セッション内容の落とし込みです。

すでに前回の音声録音は落とし込み完了。

なので、それをどう理論的にまとめるか。
 
僕が知的資産経営の支援をさせて頂く際、
初回のセッション内容は決まっています。

創業の経緯を含め、創業・設立前後から
現在までの歴史・沿革を掘り起こす。
  
これを先にしておくと、2回目以降の
事業内容やバリューチェーン(商流)、
マネジメント等のヒヤリングがとても
理解しやすくなるんですね。
 
で、過去〜現在を丁寧に掘り起こして、
こういうことを見極めていきます。

どのように事業を展開してきたのか…

その中でどんな知恵・工夫・経験・強み・
人財・ノウハウ、ネットワークといった
無形の経営資源=『知的資産』を構築し、
どう活かされてきたか…

などなど。
 
社長や会社にとっては当たり前すぎて、
気付いてないこともあります。

それを細かなことも丁寧に掘り起こすと、
改めて気付かれることもあります。
  
勿論、ただ単に落とし込むだけでなく、
その背景や外部環境、エビデンス等も
調べて落とし込んだり。

解りやすくするためにフロー図なども
論理的に考えて作ったり。
 
さらに予め2〜3期分の決算書を頂き、
売上・利益等の推移や財務分析データも
盛り込んだりします。

今回は、ローカルベンチマークツール
(通称ロカベン)の財務項目も。
 
ちなみに、経済産業省が金融機関等に
提唱しているロカベンの非財務項目は
まさに知的資産経営の支援における
簡易版のツールという感じです。

手間暇かけてこんなことをしてるので、
なかなか骨が折れるわけで(^^;

その代わり、最終的に出来上がった
知的資産経営報告書は、ご支援した
クライアントからもこんな声を。

「金融機関からも評価が高い」
 
融資がスムーズになったのをはじめ
プロパー融資になったりした例も。

これがあることで、補助金の申請も
スラスラできて通ったという声も
多くあります。

また、事業承継・のれん分けも含め、
後継者や従業員への内部ツールとして
社長の考え、自社の強み・経営資源、
今後の展開などを見える化することで
「自社の教科書」と評されたりも。

戦略・マーケティング目的の場合だと
これを基にWEBサイトを刷新される
クライアントもおられます。

ただ、、、

さすがに、僕のパフォーマンス的に、
同時進行は2社、多くて2社が限界。

仕方ないですね(^^;

てなことで、今週を期限にした作業が
全て出来たので、ようやく一息です♪

今日も読んで頂きありがとうござます!!

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