ある店で昼飯を注文する際にマジボケした
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
昨日のことですが。
そのマジボケは次のうちどれでしょう?
1.バンバンジー → チンパンジー
2.カラアゲ定食 → カラオケ定食
3.ホイコーロー → 人生幸朗
天下一品でのことでして(^^;)
せめて、「歌は置いていません」とか
店員にフォローしてほしかった(^^;)
そんなアホなことはさておき、表題の件。
ある方からの会社設立の案件です。
その方から3月中頃にこんなメッセが
届きました(以下抜粋)。
そこで 会社設立(定款など作成)・建築業の許可・宅建業の許可・設計事務所など取得したい。
先日(今の会社の紹介で)司法書士さん、税理士さんに会社設立の事務手続きはお聞きしましたが、出来ればずっと一緒に、お互いに、応援し応援されるような関係性を作れる方と進んで行きたいと思っています。
・・・
社員全員で中島さんの事例や設立の考え方など聞かせてもらえればと思っています。
ちなみに株式会社○○から独立して、
場所は今の会社の空き部屋を間借りし、
のれん分けみたいな形で新たに設立
という感じです。
さらに、今の会社の社員も引き継ぐと。
で、その翌日お伺いすると、、、
こういう回答を得たと。
1.社名を「○○株式会社」でもOK
2.資本金はいくらでもOK
3.取締役1人でもOK
4.事業年度もいつでもOK
はい、法的には正解です!
が、問題ありなんですよね。
まず、1.について。
同じ所在地での同一商号はアウトですが、
「株式会社○○」と「○○株式会社」は
同一商号には当たらないので確かにOK。
でも、お客や第三者視点で考えたとき、
同じと錯誤される可能性があります。
なので、僕は「○○」を残しつつも、
その方の考えを「忖度」し○○の後に
ある言葉を付けた商号を3つ提案。
2.についても、1円以上ならOK。
ですが、許認可等の申請とかを考えると
問題ありなんですね。
例えば、建設業許可。
許可要件の1つに、「500万円以上」
という財産的要件があります。
なので、新規設立での許可申請の場合、
資本金を500万円以上必要です。
勿論、残高証明書でもいいんですが、
結局は会社に500万円以上の現金が
必要なので、資本金500万円以上が
スムーズです。
また、宅建業免許の申請の場合だと、
免許取得後に、法務局に1000万円の
供託をするか保証協会への加入が必要。
1000万円は大きすぎる金額なので、
保証協会への加入がほとんどです。
ただ、その保証協会の入会金やその他の
必要経費には、およそ170万円ほど
必要になります。
しかも、宅建免許申請から営業開始まで
トータルで約2ヶ月かかります。
すると、その分のランニングコストも
必要になり、資本金は300万円以上は
必要になってきます。
3.についても問題なしですが、、、
こちらも例えば、建設業許可の場合には
取締役の一人に「経営業務管理責任者」が
必要になります。
その要件の方がいないまま設立すると、
設立後に要件を満たす人を役員追加を
する必要があるんですね。
4.についても、繁忙期はいつかなど
いろいろ考慮する必要があります。
そういう話をさせてもらうと、再度
熟考してからということになりました。
また、株式会社ではなく合同会社でも
いいのではという話になりました。
で、違いを説明した上で、今後のことを
考えると合同会社にすると厄介ですよと
はっきり助言し全員ご納得されました。
そういうわけで、もし僕に聞くことなく
設立をされていたら、、、、
最初からそうしておけばよかった!と
後悔しながら、余計なお金をかけて、
あとで色々と変更する必要が出ます。
僕は言いました。
「僕に聞いてよかったですね!」と^^
さらに「ミッション in 定款」も提案!
メッセを頂いた際に、今の会社の理念や
モットーなども変えないようなことを
仰っていました。
なので、ホームページをじっくり見て、
どういう事業か、どういうコンセプトか
なども事前に調べたうえで、明文化。
こんなことする人は普通いませんが(^^;)
それで先週、再度打合せに行きました。
すると、、、
社名については、僕が提案したうちの
1つを、全員が気に入ってくださり、
それを採用することに。
また、「ミッション in 定款」における
目的の第1文目も共感してくださり、
それも含めて、僕が考えた事業目的を
そのまま採用することに。
さらに、今後の不測の事態も考慮して、
発起人(株主)を誰にするもご提案。
それに伴い、「属人的株式」の中の
「ヒーロー株」というものもご提案。
属人的株式、ヒーロー株については、
コチラの記事を参照。
【事業承継・不測の事態に使えるVIPやヒーロー??】
その他、ほかの定款内容についても、
全員が理解するまで徹底説明。
そして、設立後すぐに取得する許認可、
暫くしてから取得する許認可を決定し、
資本金、役員なども決定。
そんなこんなで色々と決まりました。
2回目の打合せの後、社員の方から、
「こんなにしてもらってこの報酬で
いいんですか?」と。
全員そう言ってくださいました。
価値を感じて頂いたありがたい言葉です!
で、僕は言いました。
「報酬は、他と比べて安くはありません。
でもネットでよく出てる価格と比べると、
高いかもしれません。
ただ、僕の場合は提案などのコンサル料も
入っているのでこの金額なんです。」
依頼をくださった方が最初に、
「ずっと一緒に、お互いに、応援し
応援されるような関係性を作れる方と」
という言葉。
マーケティング的に言えば、まさに
僕の対象とする方で、ペルソナの前後。
報酬の絶対額ではなく価値提案。
「設立」だけなら自分でもできますし、
誰に頼んでもできます。
でもそれは「設立する」だけです。
以前コチラ↓ブログでも書きましたが、
【会社設立を専門家に依頼しない時点で損してる!】
今後のビジネス、戦略、事業継続等を
考えた場合は、大きく違ってきますね。
【滋賀で株式会社の設立・起業支援ならお任せ】
【滋賀で合同会社の設立・起業支援ならお任せ】
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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