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2016年05月10日

戦略の要「五事七計」(孫子の兵法より)

いつも見てくださって感謝です!
今年から、孫子の兵法を改めて勉強している
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。

孫子の兵法。

戦略社長塾の基でもある、ランチェスターの
弱者の戦略をはじめ多くの戦略論にも通じ、
知的資産経営にも通じています。

実は、孫子の兵法は、23歳のときから
縁があるんですよね。

前職の会社は、僕が入社してから暫くは、
その社名は孫子の兵法からそのまま取って
「孫子」だったんです。

今思えば、孫子の兵法、戦略論に適った
戦略・マーケティングをしてたなぁと。

で、今日はその「孫子の兵法」の中から、
第1篇「始計篇」の一部を引用しつつ、
その内容を箇条書きでまとめたものを
書いておきます。

◆勝算のある勝負のみすべし!
兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり、察せざる可からず。
故に之を経(おさ)むるに五事を以てし、之を校(こう)するに計を以てして、其の情を索(もと)む。
一に曰く、二に曰く、三に曰く、四に曰く、五に曰く
道は、民をして上と意を同じうせしめ、之と死す可(べ)く、之と生く可(べ)くして、危を畏れざるなり。
天は、陰陽寒暑時制なり。
地は、遠近険易広狭死生なり。
将は、智信仁勇厳なり。
法は、曲制官道主用なり。
凡そ此の五者、将は聞かざる莫かれ。
之を知る者は勝ち、知らざる者は勝たず。
故に之を校するに計を以てして、其の情を索む。
主 孰(いづ)れか有道なる、将 孰(いづ)れか有能なる、天地 孰(いづ)れかか得たる、法令 孰(いづ)れか行はる、兵衆 孰(いづ)れか強かる、士卒 孰(いづ)れか練れたる、賞罰 孰(いづ)れか明らかなる。
吾れ此れを以て勝負を知る。

◆五事七計
 =戦の前に勝算を計算するチェック項目

●五事(考慮すべき5つの項目)
1.道=集団の意志、大義名分、ビジョン
  →自社の生存領域、企業の理念・目的
   他にない価値の創造

2.天=自然環境、時流
  →外部環境、社会情勢、市場ニーズ

3.地=戦場の特徴、地形の条件、地の利
  →強み・独自ノウハウを生かすことが
   できる事業領域、ポジショニング

4.将=リーダーの資質、必須能力
 ・智=知略、知恵があるか
 ・信=信頼を得ているか
 ・仁=仁慈、愛情に富んでいるか
 ・勇=決断力、率先して行動できるか
 ・厳=厳格さがあるか

5.法=組織編成、軍規、物資の補給方式
  →組織の在り方

◆七計(敵と自分を比較する7つの基準)
1.主 孰れか有道なる
 =どちらに道があるか
 →理念・ビジョンが社員の士気を
  高めているのはどちらか。
  どちらの価値創造が素晴らしいか

2.将 孰れか有能なる、
 =どちらのリーダーが有能か
 →良い人材を幹部登用しているか

3.天地 孰れか得たる
 =自然環境はどちらに有利か
 →市場の状況

4.法令 孰れか行はる
 =法令が行き届いているのはどちらか
 →組織力、意思決定の早さ

5.兵衆 孰(いづ)れか強かる、
 =兵力で勝るのはどちらか
 →社員の資質、胆力

6.士卒 孰(いづ)れか練れたる、
 =どちらの兵士がよく訓練されているか
 →社員の熟練度

7.賞罰 孰(いづ)れか明らかなる。
 =賞罰はどちらが公平に行っているか
 →報奨、適正評価・査定


要は、組織のミッションと外部環境を
見極め、強み(知的資産)が生きる
事業領域を定め、有能な社長のもと、
組織体制を整えろみたいな。

これ、戦略社長塾での内容と同じで、
知的資産経営の支援でも一緒。

しかも、ドラッカーは事業の定義の
3要素として
 ・組織のミッション
 ・組織を取り巻く環境
 ・組織の卓越性(強み・知識)
を挙げてるけど、全く同じ。

孫子の兵法では、その比較の仕方まで
説いているんですね。

五事七計、、、凄いなと。


あっ、2,700回目の記事更新でした^^

今日も読んで頂きありがとうござます!!

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