早朝から全米プロゴルフを見ていた
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
う〜ん、松山選手、残念、、、、
最終日、どこまでチャージできるか、、、
さて、表題の件。
先月末、S社から定款の目的変更の
相談を専門家派遣で受け、ある提案。
そして1週間ほど前に定款変更(^^)/
S社のT社長も、
「こんな提案は想像もしなかった」と。
商工会議所のYさんは、その仕事柄、
多くの会社の定款を見ておられるけど、
「こんな定款見たことない!」と。
そして「オシャレ定款ですね!」と。
通常、定款の目的には事業の内容を記載し、
許認可が必要なら、相応の文言を入れます。
株式会社ならそこには、具体性、明確性、
適法性、営利性の4条件が必要です。
どんな文言が適格かは、過去の事例等を
参考にしたりしながら記載します。
なので、あまり創造性はありません。
が、先の4条件は平成18年以降は緩和。
でも、普通は無難に先例に倣いますね。
S社は今後のことを見据え、新たな内容を
入れることになり、どう追加したらいいか
ということでした。
聞けば許認可の必要な事業でもあります。
が、S社はITやシステム開発の会社。
新たな内容を定款に追加するだけでは、
既存の事業との一貫性が見えにくくなる。
要は、第三者が見たら、何をしてる会社か
わかりづらくなるってことです。
そこで僕は過去に事例が無いような表現を、
目的の1号に入れるよう提案しました。
緩和されたとはいえ、4条件も満たして。
それがコレ↓
【インターネットやITシステムを活用して
グローバルな交流・流通における利便性の
向上及び課題の解決を図る事業】
会社の理念・コンセプト的な文言であり、
事業ドメインや事業価値を表した文言。
まさに、知的資産経営の支援をしている
僕ならではの案です(*^^)v
スターバックスで例えると、
【飲食業を通じて、第三の場所としての
空間を提供し心地よさを創造する事業】
みたいなもんですね。
勿論、僕の想像・創造ですけど(^_^;)
これが先例に倣った一般的な文言なら、
単に【飲食店の経営】だけになります。
勿論、理念・コンセプト的といっても、
【人類を平和にする事業】とかはアウト。
いくらなんでも具体性も明確性も欠け、
さらに営利性が見えませんし。
単に商品という「モノ」の提供ではなく、
強み(知的資産)を活かし顧客に「コト」、
つまり「価値」の提供をする。
そのコトや価値が何かも、知的資産経営の
支援では深掘りして明確化します。
Tさんも、
「そうです!まさにこれが当社が考える
事業ドメインです!」と。
これを提案するには、会社の事業や強み、
ターゲット顧客、ビジョン、目標などを
丁寧にヒヤリングしないといけません。
そしてそこには、会社の経営の全体像を
把握した上で、戦略的思考が必要です。
さらに、12号にはこんな↓粋な文言も。
【その他生活に潤いを与える商品等の〜】
実は以前も会社設立の際にこんな↓文言も。
【〇〇〇〇及び生活を豊かにする商品の
企画、開発、制作、販売及び輸出入】
というシャレた文言も入れました(*^^)v
こんな表現、過去の目的事例にはないです。
でも、法務局のチェックを経て、ちゃんと
登記事項証明書にも載ります(^^)/
単に「手続き的」な仕事ではできません。
8月12日のブログにも書いたけど、
定款は会社の憲法。
法的文言ばかりで、極論、表現方法には
ほとんど工夫の余地はないけど、定款の
目的に会社としてのあり方、会社の個性、
血の通った表現を入れてみると、定款に
愛着も湧きますね♪
定款にも血を通わせる!
戦略的「オシャレ定款」♪
Tさんも大満足でした♪
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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