昨日は突然の密談で帰りが1時過ぎだった
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
お世話になっているけったいな税理士こと
杉本さんから昼に電話があり、急きょ夜に
草津駅前で晩飯がてらの密談に。
その後守山のラウンジへ。
思わず今日は寝坊しちゃいました(^_^;)
そんな昨日、中小企業庁から新たな発表が。
【ものづくり・商業・サービス革新補助金】
の新たなガイドラインです。
その前にまず、明らかになった概要↓
上図の1枚もののPDFはこちら↓
http://www.chusho.meti.go.jp/douga/dougatenpu/2015/150119mono.pdf
昨年は、製造業等における
・ものづくり技術
に加え、商業・サービス系の
・革新的サービス
も対象になりました。
今回からそれに加え、
・共同した設備投資等による事業革新
という類型が加わりました。
そして以下の類型になりました。
1.革新的なサービスの創出
2.ものづくりの革新
3.共同した設備投資等による事業革新
概要はコチラ↓をクリック
【ものづくり・商業・サービス革新補助金】
その中で今日書くのは、商業サービス系の
「革新的なサービスの創出」について。
昨年新たに加わった商業サービス系ですが、
多くの方も感じておられるかと思いますが、
「ものづくり」に比べてかなりハードルが
高かったと思います。
実際、「ものづくり」の採択件数に対して、
「革新的サービス」の採択件数は圧倒的に
少なかったですしね。
で、それを反映してなのかは不明ですが、
「革新的なサービスの創出」における
「ガイドライン」が昨日発表されたんです!
それがコチラの中小企業庁のサイト↓
【中小サービス事業者の生産性向上のための
ガイドラインを策定しました!】
そのガイドラインの概要図↓
このガイドラインの50ページのPDFが
コレ↓です。
【中小サービス事業者の生産性向上のための
ガイドライン (15,762KB) PDFファイル】
ポイントは以下の2つ。
・付加価値向上
・効率の向上
で、ガイドラインには、具体的事例も
取り上げながら、その取り組みの方向性や
具体的手法等のポイントが書かれています。
大まかには以下の内容です。
■事業コンセプトの確立
1.自社の理念に立ち返る
2.事業コンセプトを確立する
3.自社の現状を分析する
4.見直しとブラッシュアップ
■具体的な手法
1.付加価値の向上に関する具体的手法
1)誰に
(1)新規顧客層への展開
(2)商圏の拡大
2)何を=どんな価値を
(3)独自性・独創性の発揮
(4)ブランド力の強化
(5)顧客満足度の向上
3)どのように
(6)価値や品質の見える化
(7)機能分化・連携
(8)IT利活用
<付加価値向上に繋がる利活用>
2.効率の向上に関する具体的手法
(9)サービス提供プロセスの改善
(10)IT利活用
<効率化に繋げるための利活用>
おそらく、戦略社長塾を受講された方や、
知的資産経営支援をさせて頂いた方には、
めっちゃ理解しやすい内容だと思います。
特に、知的資産経営報告書を作った会社は
その過程で、ガイドラインに示されている
深掘りや明確化をしていってますよね。
3ページには、
「その理念に基づいて、誰に、どのような価値を、どのように提供したいのかというコンセプトを確立」ってあります。
5ページには、
「自社が何を目的とする会社かといった理念を事業のコンセプトに落とし込む」とあります。
6ページには、
「自社の強み・弱みや「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源の数量や質を把握することによって、自社が何を目標として、何に取り組めば良いかがより明らかになります。」とあります。
11ページの上には、
「顧客の期待価値を高め、あるいは維持するためにも、自社がこれまでに提供してきたサービス・商品や競合他社のそれらとの差異を打ち出す必要があります。他に誰も提示していないような新規のコンセプトを打ち出す、異なる要素を組み込む、特定の要素に特化・深堀する、新たな提供方法を考え出す等によって既存のサービス・商品とは異なる独自の価値を提供する」とあります。
11〜12ページには、
「すなわちブランド力を強化することが重要です。そのためには、提供するサービス・商品の持つ「こだわり」や「価値・品質」を積極的に情報発信することが有効」とあります。
15ページには、
「その際、技術やノウハウなど自社の強みを知的財産としてしっかり確保しつつ、それが生み出す付加価値を最大化できるように社外のネットワークを構築することが有効」とあります。
ここで、ちょっとツッコミさせてもらうと、
「知的財産」ではなく知的資産ですね(^_^;)
18ページには、
「より効果的なサービスプロセスの改善として、業務フロー及びサービス提供プロセスを明確化することで可能となる経営状況の把握・分析・伝達を、迅速で的確な経営判断のためにも活用することが有効」とあります。
詳しくはガイドラインを見て頂くとして、
要は、事業におけるバリューチェーン分析
つまり、フローやプロセスの掘り起しや
顧客起点でのマーケティング分析をして
自社の強み(知的資産)を把握していく。
そして、その強みを生かして
・どんなミッション目的で
・誰に
・どんな(独自の)価値を
・どうやって提供するか
といった一貫性ある戦略を構築する。
そして新たな価値を創出=イノベーション。
知的資産を活用して企業価値を高める、
まさに知的資産経営ですね。
それはともかく、
是非このガイドラインを読んでください。
明日は、昼前から高島へ。
とも栄菓舗さんが明日からリニューアル。
それも含め、3社に立ち寄り。
偶然にも、知的資産経営の支援をさせて
頂いた会社巡りになります(^^)/
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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