一粒万倍、戦略社長塾が続き2日間更新できなかった
滋賀県大津市の歌って踊れる行政書士の中島です。
帰りが遅くなる日が続いたもんで(^_^;)
その昨日の戦略社長塾の内容は、地域戦略と
業界・客層戦略についてでした。
その中で、回収に長い期間を要する業種は避ける
ということがありました。
そこから話がキャッシュフロー経営について発展。
その中で、売掛金と買掛金について。
売掛金の回収は早く、支払いは遅く。
こうすれば、キャッシュフローが良くなります。
しかし、決算書だけを見たり、会計的な判断だけで
こうしてしまうと、思わぬ落とし穴があるんですね。
しかも、それは決算書には表れません。
現金商売ならあまり気にする必要はないかもですが、
売掛金の回収は早いに越したことはありません。
ただし、これも顧客側が気持ちよく支払えるよう
商品・サービス力は高める必要があります。
それよりも、問題なのは仕入や買掛金などの支払い。
建設業等なら、協力会社さんへの外注費も含みます。
これまで知的資産経営の支援をしてきた中で、
仕入先や協力会社との関係が良い会社は、
間違いなく支払いサイトが早い。
ほぼ支払債務回転期間は1ヶ月前後。
凄いところだと、それより早かったり。
仕入先や協力会社との良好な関係は、
ほぼダイレクトに商品・サービスに直結します。
仕入価格を叩きまくったり、支払いを遅らせたりすると、
やはり相手も人間。
仕入先同士や協力会社同士で、その会社の悪口が出て、
非協力的になっていきます。
それが進めば、同じ材料・製品とかでも、良いものは
他社に回して、その会社にはどうせやったら悪いものに。
また、手を抜いたり適当になったり。
結局、品質低下や顧客への対応の遅延を招いたり。
逆に、買い叩きもせず支払いが早いと、仕入先等も
協力的になり、自社が苦しいときでも融通を利かせてくれたり。
建築会社で例えると、協力会社がその会社の意向を
汲んでいつも以上に頑張ってくれたり。
仕入先との勉強会等、信頼関係構築の取り組みも
支払の早い会社だと、より効果的になります。
結果として、顧客にいい価値を提供でき、
気持ちよく支払ってくれたり。
ある会社は、キャッシュフロー経営をセミナーで学び、
それ以降、仕入先等を集めて、現状より支払いサイトを
1ヶ月遅くすることにしたそうです。
その1期目は資金繰りも改善。
しかし、2期目はさらに悪化。
何が起こったか。
先述したような、仕入先等との関係悪化です。
そしてその会社への評判が悪くなり、、、
キャッシュフロー経営にこだわりすぎて招いた結果。
これって、どこまで行っても自社都合。
仕入先の事は考えていない。
こういう関係性って、会計では現れないんですよね。
仕入先や協力会社等の良好な関係も大事な資産。
つまり関係資産です。
これらがあるから質のいい商品サービスが提供でき、
しいては顧客満足に繋がる。
この価値の連鎖、つまり価値創造ストーリーも
決算書等には表れない。
これを把握しないままに、決算書だけを見て計算し、
コスト削減やキャッシュフローの改善に取り組むと、
大事な「目に見えない」資産を失ったりします。
数字だけでなく、見えないものにも意識しないと、
大きな損出を招きますね。
さてと、明日は午後から終日、ナガタ理容室にて
こんなイベントです。
【知事選に行った後はコレ!
46周年&6周年笑ってはいけない
アカン理容室チャリティイベント】
どうなることやら(^_^;)
今日も読んで頂きありがとうござます!!
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