母から、半沢直樹の動画を一気に見たと連絡を受けた
滋賀県大津市で行政書士をしてる中島です。
母からのメール。
「半沢直樹の動画は、昨日第3話まで見て、
今日第4話を見た。これで、全部見たと思うよ。
また、来週が楽しみや。」
日曜に教えた半沢直樹のFC2動画を一気に見たようで^^
その第4話で、平均視聴率が27.6%を記録し、
瞬間最高視聴率も30%超えが4回だったそうですね。
【TBS『半沢直樹』、第4話で瞬間30%連発! 平均27.6%】
その第4話で、「おッ!」って思った意外な場面。
それは、半沢直樹が東田の愛人の藤沢未樹に
創業融資を提案するところ。
「メガバンクが創業融資支援???」って思ったんです^^
創業融資は通常、地方銀行はおろか、地域密着の信用金庫、
第二地方銀行でも、ほぼ全く取り扱うことはありません。
信用金庫は、中小企業・小規模企業や個人事業主が
主な取引先で、一番地域密着型の金融機関です。
【信用金庫と銀行・信用組合との違い | 全国信用金庫協会】
第二地銀は、第二地方銀行協会に属する銀行で、
地域密着色が強かった旧相互銀行にあたる銀行とかです。
こちらも取引先は、中小企業や個人がメイン。
例えば滋賀県で言うと、旧びわこ銀行で現在の関西アーバン銀行。
地銀こと地方銀行は、全国地方銀行協会に属する銀行で、
各都道府県に本店を置く普通銀行です。
こちらも取引先は、地元の中小企業や個人がメインで、
一番よく見かける銀行かなと。
現在はリレーションシップバンキング(地域密着型金融)の
強化が特に叫ばれているかと。
滋賀県でいえば滋賀銀行ですね。
これら、地域密着の信金、第二地銀、地銀でさえも
創業融資はほぼ全く扱いません。
ましてメガバンクたる都市銀行が、これから創業する
小規模企業や個人事業者に、創業融資ってあり得ません。
実際に創業融資制度があるのは、旧国金である
日本政策金融公庫の国民生活事業です。
【新創業融資制度|日本政策金融公庫】
ご存じのとおり、政府系金融機関であり、政府も
新規創業を後押ししているので、創業融資と言えば、
ほぼコレが基本ですね。
が、しかし、、、
「東京中央銀行西大阪支店」は、個人たる藤沢未樹に
融資課長さん自ら、創業融資を提案してますやん!
で、その内容を見てみると、、、
藤沢未樹の自己資金が500万円って言ってたので、
創業資金1500万円まで借り入れが可能って。
全くもって、日本政策金融公庫の無担保無保証の
新創業融資制度の条件↓と同じです(笑)
●自己資金の要件
事業開始前、または事業開始後で税務申告を
終えていない場合は、創業時において創業資金総額の
1/3以上の自己資金を確認できる方
まぁ、それはさておき、創業者の夢や熱意・意欲のほか、
藤沢未樹の経営者としての資質などという、数字では
現れない部分をしっかり評価してたのは共感^^
第1話でも、手作業で金属加工製品を製造する
小さな町工場の「マキノ精機」に3000万円の
融資を判断した半沢直樹にも、おおッ!って思いました。
「手で触れて目で見て、音を聞かないと分からない製品」
という社長のこだわり・想い。
その想いの実行として、すべて手作業の工程。
その手作業での卓越した精度を可能とする技術力と
技術を支える熟練工、その熟練工の確保、育成。
そこから生み出された完成度の高い製品と知的財産たる特許取得。
まさに、数字では現れない社長の心意気、技術力、
高いレベルの熟練工、そして特許たる知的財産といった
「知的資産」と知的資産の連鎖(価値創造ストーリー)を
評価しての判断でした。
こういった部分も、僕的には、半沢直樹にはまる要素です^^
それにしても、メガバンクは無理でも、信金や地銀とかで
創業融資メニューがあればなぁって、ちょっと思った次第^^;
まぁ、日本政策金融公庫との棲み分けもありますし、
性格も違いますしね。
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